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新聞日記

新聞から世界を考えてみる

ノーベル賞報道

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各紙、1面の風景はこうなりました。

まず、受賞の理由となった「青色LED」についての解説。主観で恐縮ですが、分かりやすく書かれていたのは、東京新聞でした。このまま中学校程度の教材にも使えるのではないでしょうか。

政治家・財界のコメントは、日経新聞が一番多く伝えていました。安倍首相は各紙で伝えておりますが、山口科技相・下村文科相や、自民党谷垣幹事長・稲田政調会長民主党海江田代表、維新の党江田共同代表のコメント、そして日本商工会議所豊田合成、三菱ケミカル、リコー、パナソニック、そして日亜化学といった関連企業が掲載されていました。また海外紙の反応やLED関連株の取引状況まで報じていたのは、さすがに経済紙だと思いました。

受賞者のコメントは、各紙ともに報じているのでそれほど差異を感じることはできませんでした。基本的には共同記者会見ですから、そりゃそうですよね。

しかし、中村修氏を江崎玲於奈氏(横浜薬科大学学長)と黒田玲子氏(東京理科大教授)との電話会談に登場させたのは、読売新聞でした。ちなみに読売新聞は、日経新聞に次いで、海外新聞の動向も報じていました。個人的には、インド・ニューデリーの照明器具販売店の方(つまり一般市民)の声まで載せたのは、ちょっと笑ってしまいましたが。

同じように電話会談を計画していた(らしい)のは、朝日新聞。こちらにも江崎玲於奈氏が登場していました。それからジャーナリストの立花隆氏の電話会談。しかし、今回の受賞者はいなかったことが残念です。これで赤崎氏か天野氏がいたらスゴイって思ったのですが、なかなかうまくはいかなかったようです。

歴代受賞者のコメント数が多かったのは、朝日新聞でした。野依良治氏(理化学研究所)、田中耕一氏(島津製作所)、小柴昌俊氏(東京大学)、小林誠高エネルギー加速器研究機構)、そして先ほどの電話記事で登場した江崎玲於奈氏です。

さて、こうしたビッグニュースにつきものなのが、家族や同級生・同僚などのコメントです。3人の受賞者のなかで、一番コメントが多かったのは天野浩氏でした。とくに毎日新聞がチカラを発揮されていたような印象を受けました。

これから?というかすでに報道が過熱化して、ワイドショー的になっていくのでしょうね。