新聞日記

新聞から世界を考えてみる

エネルギー、とりわけ電力問題

高速増殖炉もんじゅの監視カメラ」が、その約1/3が故障し、1年半以上放置されていたという記事。

福島の事故から、どうやって収束させていくのか。また再稼働の可否については、私なんぞの素人には、まったくもってその解決策なんか、これっぽちもない!と思ってしまうくらいのデカい問題。

朝日新聞の「吉田調書」に関する誤報も困ったものですが、これも大きな問題。

つまり、いったい何を信じたらいいのやら・・・ってことです。技術の問題でもあるのでしょうが、結局は運用するのは人間だってことなんですよね。

その人間ですが、その人間育成の現場も・・・

東京新聞は「18歳人口激減 2018年目前」、各大学は「学生争奪 淘汰の時代」と大学の生き残りに向けた特色化に注目しているのですが、「生き残る」ための特色って、結局なんでしょうか。就職率の高さなのでしょうか。

人生の「成功モデル」を追いかける教育現場に、困難な問題に向き合う人間を育成することはできるのでしょうか。

毎日新聞は「時代の風」では、京都大学の山極寿一学長が登場しています。「大学の国際化を促進する」流れのなかで、予算制約から「人文社会学の分野では教育の質の低下」を招く可能性を指摘しています。どうしても科学技術が先行してしまうのは、しかたない流れってことなのか、文化の薫り高い京都にあるからこその自信なのかな?

そして、同じく毎日新聞には「仏 原子力依存50%に」という、原子力大国フランスのエネルギー転換の法案が下院を通過した記事。東京新聞の社説では、ドイツのエネルギーの話。最近、電力会社が再生エネルギーの買い取りを取りやめる方針を打ち出したこともあって、他国の状況も気になってしまいます。

電力がないと、いろんなことが出来ない。面倒くさがり屋な私としては、なくては困るわけです。でも、それが「原子力エネルギーじゃないと困る」わけじゃないんです。「電力=原子力」という単純化にだけはして欲しくないな。