新聞日記

新聞から世界を考えてみる

神の声

シリアのアサド政権が、「イスラム国」という黒い気体に覆われて見えなくなったしまったカンジがする。その残虐性を、あえてアピールしていることもあって、その衝撃は凄まじい。いったい、ナニがおこっているのか。想像すらできない、恐ろしい現実。

そして、私などは正直なところ、目をそむけてしまいたい。あれらの映像を見たくない。しかし世界には、それに共鳴する人間がいる。アメリカのNYでは、警察官が襲撃された。カナダでは、国会で乱射事件が発生する。日本でも、北海道大学の学生が「私戦予備罪及び陰謀罪」の容疑で逮捕された。(初めて聞いた!そんな罪を、刑法って想定していたんだ。)

彼らの行動は組織的なものではなく、勝手に動いている・・・。あの「イスラム国」の発する情報のなかに、共鳴を誘う要素が潜んでいるのか。現状への不満や、あるいはなんとなくの没未来性、つまり不安。貧困や差別など社会的問題だけでは解決できない、人間のなかにある衝動が共鳴してしまうのか。それが私のなかにもあると想像するだけで、ゾッとする。

 

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信の為に、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。

 

これはユネスコ憲章の前文。自分のココロにとりでを築くために、今日も私は本を読む。