新聞日記

新聞から世界を考えてみる

GDP速報値

2014年7~9月期のGDP速報値で、実質の年率換算が前期比1.6%減。私はなかなか数字に弱いのだけれども、この数字の意味するところを、私はそれだけ理解できているのだろうか。

まず「実質」。これはなんとなくわかる。物価変動の影響を考慮した数値ということだろう。どうやって物価変動の影響をなくしているか?はちょっと分かんないのだけれど。きっと何とかしているのでしょう。実際の価格が「名目」だから、さて「実感」を感じるのは、「名目」なのか「実質」の数値なのか?デフレが続いている今日、お財布のなかにはいっている目に見えるお金の量の方が気になってしまう。

次に「年率換算」。今回は「7~9月期」とあるのだから、この3か月間の変化を見ている。それを12か月分として計算している。この3ケ月の変化量が1年続いたら、こうなりますよってことです。でも4半期ごとの数値は、結構変動している。特に今年は消費増税のあった年。例年に比べて、変動幅も大きいことは予測範囲ないのではないだろうか。この年率換算された数値に、どこまで意味を盛り込むのだろうか。

今回の数値発表が「意味がない」と言いたいわけではなく、この数値から何を読み取る事が出来るのだろうか。これを明確にしておきたいのです。

そうじゃないと、過剰に反応して選択を誤りかねない。そもそも民間予想を「大幅に下回った」といういうのであれば、民間は、どのような情報から判断していたのであろうか。今回で言えば、「年率換算」でプラスになると予想していたらしいのだから。単なる悲観論や、これを政策論争に直結させるのではなく、しっかりと数字の分析と解説をお願いしたい。自分で勉強すればすむこと?ならば新聞などいらない。