新聞日記

新聞から世界を考えてみる

長野で地震

昨晩、長野県北部で震度6弱地震が発生した。マグニチュードは6.8と推計されているとのこと。長野県北部では、ちょっとピンとこなかったけれど、白馬村と聞いて場所を理解する事が出来た。スキー場のある処だ。

それにしても驚いたのは、地元のリゾートホテルのフロントマネージャーの記事。

「白馬は地盤が固く地震も少なかったのに・・・」

この認識は、どこから来るのだろうか?場所を考えてみてほしい。白馬や小谷は、糸魚川・姫川沿いに位置している。そして河口は新潟県だけれども、「ジオパーク」として観光アピールまでしているではないか。このラインは、立派な「糸魚川静岡構造線」上だ。ユーラシアプレートと北アメリカプレートがぶつかっている。


糸魚川世界ジオパーク - 日本初の世界ジオパーク認定

 

確かに、この付近での地震は聞かなかった。それは、その人の人生上での経験からの発言なのでしょう。しかし、自分自身が経験していないからと言って、「地盤が固い」とまで言えるのだろうか?その「地盤」とは、ホテル建設程度のことを言っているのだろうか。

観光は立派な産業であることは分かっているのだけれども、安全とのバランスが最近気になっています。

「ここは、〇〇から離れていますから、安全です。」

「あまり騒がられると、それは風評被害です。」

と言った声が散見されるのであるが、ちゃんと事実を公表して欲しい。安全をアピールすることよりも、危険を公表し、その危険が発生した時の準備を明記されている方が、安心するのではないだろうか。