新聞日記

新聞から世界を考えてみる

国外移住

外務省の「海外在留邦人数調査統計」を、財務省が分析した「まとめ」を報じていた。

海外の日本人永住者が多くなっている。テレビでも「なぜそこに日本人?」的な番組があって、結構多いのかなって思っていたけれど、本当に増えている。

ただ今回の「まとめ」では、少し観点が違う。1億円超えるの金融資産を持っている「富裕層」が節税のために、株式売却益の課税しない国に移住しているというのだ。

欧米諸国ではよくあると耳にしていたが、日本でも・・・ということらしい。消費税で騒いでいる間に、「富裕層」は相続税所得税などの対策をしていることなのだろう。

それにしても、いい時代である。お金があればどこにでも行けるのであるから。行きたいところに、そして住みたいところで生活ができるなんて、とても素晴らしいことだと思う。

でも、この「富裕層」の方々は、それを望んでいるのでいるのであろうか。記事の中でも、「住みやすさ」で移住していることを否定していないけれど。もし「節税」目的で海外に移住をしているのだとしたら、なんだか可哀そうに思えてくる。

日本国内で税金をとられるから、「海外に逃げている」と言うわけだ。この人たちにとって、「税金」(おカネ)とは、人生でありイノチなのだ。

税金を徴収しなければ、この巨大な国家機構は成立しない。でも徴収しすぎるとどうなるのか。バランスって本当に大事な事なのだと思う。

住みたいところに住める。そこで今日も頑張れる。そんな社会であって欲しいのだけども、さまざまな不本意をバネに、頑張るというのが人生なのかな。