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新聞日記

新聞から世界を考えてみる

金融不安

これでは誰も「言いだしっぺ」になりたくないのではないだろうか。

世界中で金融緩和をしている。この流れのなかでは、積極的に金融緩和に動かなければ、「引き締め」のように見えてしまう。金融緩和が無意味とはまでは言い切れないけれど、この政策はいつまで続けるのか。

スイスもガマンできないレベルであったのであろう。もともとからして、無制限の市場介入には無理があったにしても、一定の効果はあったのだから。これで一層、ユーロ安は加速する。デンマーククローネも、金融緩和に動き出しているようだ。

フランスのオランド大統領が、ECB(欧州中央銀行)理事会の決定前に、その今後の金融政策に言及した。表面上にしても、独立した機関であるECB。しかし金融・経済の動向が、大きく政治に影響する。さすがにドイツのメルケル首相は、明言などしない。

日本経済も他人のことが言える状態ではないけれど、あいかわらず景気は低迷し、デフレから抜け出せずにいる。具体的には、失業率の上昇が一番の悩みであろうか。いつの時代でも、政情不安は「食べ物」から始まっているような気がする。「ムズカシイことはどうでもいいから、なんとかしてくれよ!」声が聞こえてくるようだ。

ユーロ安は、欧州経済にどのように影響するのだろうか・・・。有利と不利。言葉にしてしまえば、どっちもどっちなのだけども、ここからは数字の世界。統計上の細かい数字の得点を積み重ねて、結果的にプラスになる金融計画。

なんだか、へんな方向に向かっている気がする。気のせいであってほしい。