新聞日記

新聞から世界を考えてみる

造船業

今治といえば、もうすっかり定着した「タオル」を連想する。「しまなみ海道」を往復したときにみたことがあるけれどでも、造船業のまちでもある。しかし造船というと、やはり韓国、そして中国のイメージが強い。失礼ながら、なんだか「遺産」になりつつある産業のよう。「横浜のランドマーク」や「ららぽーと豊洲」では、ドッグ跡を再利用している。

そんな造船業が、400億円の大型ドッグの新設をするという。この巨額投資を踏み切ったのは今治造船愛媛県の企業である。いや、愛媛県というよりも瀬戸内企業と言った方が良いのかもしれない。今回新設するドッグも、香川県丸亀市にある同社事業本部のことなのだから。他にも広島県山口県にも、ドッグや工場がある。

私のような素人でも気にしてしまうのは、為替の影響。「今は円安だから、勝負に出れたんじゃないの?また円高になったら・・・」という不安。しかしそこはプロのはず。確かに円安は追い風であろうけれど、きっと、なにか「策」があるのだろう。

新聞では、社長の決断力や行動力を評価している。船舶関連事業を瀬戸内に集積し、船主との連携。そしてその船主たちを支える地元金融機関。なんだか1企業の挑戦のようには思えない。大型の投資には、リスクも大きくなる。多くの人や、資源を集めての挑戦。その重責は、想像できない。多くの人の生活がかかっているのだから。しかしそれを考えてばかりいたら、チャンスも逃すのかもしれない。

先日、スカイマークの経営破たんの記事があっただけに、これは成功してほしいと、思わず願ってしまった。