新聞日記

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温暖化ガス 削減目標

今年(2015年)の年末に、パリで開かれるCOP21。いよいよ京都議定書に代わる削減目標が合意される(予定)だ。それにむけてEUが強烈なパンチを発表した。2050年までに60%削減(2010年比)という。

京都議定書では、1990年比でEUが8%、アメリカが7%、日本が6%の削減であった。しかしアメリカは離脱し、中国には削減義務はなかった。今回は、アメリカも中国も排出制限に参加する枠組みとして期待されている。

これから各参加国が数値目標を出してくる。

アメリカは、2005年比で26~28%を、2025年までに削減することを公表し、中国は2030年が排出量を減少に転じさせる目標を掲げた。

それぞれの経済規模が違うし、またアメリカにいたっては基準となる年が違うので比較がしづらい。そして達成時期もEUよりも早いので、より分かりずらい。逆に見れば、EUが表明した達成時期が、アメリカよりも遅いとも言える。

日本はどうかと言えば、いまだ調整中。というか、削減するには原子力は欠く事が出来ないのだから、困った状態だ。理想としては、火力発電を削減して、再生エネルギーに代替したい。しかし、そこまでの出力と安定性が担保できないのであろう。かといって原発依存に戻る勇気は、さすがに出ない。さて、困った。日本だけが、待ってくれ!とは言えないのだから。

一方で経産省有識者会議では、太陽光の買い取り価格を3年連続で引き下げる案を了承したという。風力や地熱、中小水力やバイオマスの優遇は続けると言うが、なんだか本気で再生エネルギーの活用を目指していこうとしているのか、良く分からない。

結局は原子力に頼らざるを得ないのだろうか。

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