新聞日記

新聞から世界を考えてみる

視点

昨年、ついに私も体重計を買った。その時に悩んだのは、やはりこの2つのメーカーであった。(ごめんなさい、パナソニックさん)

この記事を見た時、すぐに自分の購入した体重計を確認した。すでに、自分が購入した体重計のメーカーや、その商品名?を忘れていたからだ。一度買ってしまったら、もうあまり気にしない自分だと、あらためて知った。あれだけ悩んだのはなんだったのだろう。

オムロンが、タニタにデザインがそっくりの体重計を発売されて損害を被ったという。東京地裁は訴えをみとめて、タニタに生産差し止めと、約1億2900万円の支払いを命じたと言う。

すでに対象となっている体重計の生産と販売は中止されているが、これはタニタのイメージダウンにつながる。それにしても、判決理由などは閲覧が制限されているというのは、なんとも不思議な感じがしたが、そこは両社にとっての企業機密に踏み込んだ審理だったのだと思いたい。

体重計という、なんとも単純な製品のはずが、すごい機能を手に入れて今日の姿がある。店頭には、2~3千円程度の製品だってあるのだ。あたり前にある製品に、ちがう視点を投げかけて、新しい製品に仕上げる。体重計の場合は、健康管理という視点が投げかけられたわけだ。

そうした発展のなかで、両社は切磋琢磨してきたのであろう。実際の開発現場で、ライバル社のデザインをどこまで取り入れたかは分からない。素人判断で恐縮するが、それほど自由度があるのだろうか。イイ物を追及していったら、似たカタチにならないのだろうか。

日頃、なにげなく目にするさまざまなモノ。もしかしたら、数年後にはとんでもない進化をしているのかもしれない。