新聞日記

新聞から世界を考えてみる

自爆テロ

まだ続いてしまいそうだ。

アラビア半島の先っぽ。紅海の対岸は、東アフリカ。イエメンの首都サヌアが事件の舞台になった。狙われたのは、イスラム教礼拝施設(モスク)。例によって、ISが犯行声明を出している。

自らの命と引き換えに攻撃をする。人々が多くいる場所で自爆するわけだから、当然、死傷者数は多くなる。記事では、「140人超死亡」となっていた。被害者や遺族の悲しみや怒りは、相当なものであろう。しかも礼拝施設での凶行である。

事件の背景には、シーア派とスンニ派の対立があるとされ、イエメンの国政も、それで混乱・分裂状態にある。今後、ますます不安定化が避けられそうにない。宗教が関係しているにも関わらず、「寛容」の精神は失われてるのは残念でならない。

一方で、自爆テロを起こしたのは、どのような人物であったのだろうと、想像する。

性別や年齢、出身地。そしてどのような人生を送ってきた人なのだろうか。最期に、その人は、どのような光景を見て、なにを考えて決意をしたのだろうか。人々が多くいる街中だ。なかには目線があった人もいたはずである。その人たちを、これから巻き込むことになる。いったい、なにを考えていたのだろうか。

凶悪な犯罪者、悪魔と罵ることは簡単であるが、自爆テロを防止することになにかの手がかりは得られないだろうか。