新聞日記

新聞から世界を考えてみる

首脳会談

日本と韓国、中国のあいだの首脳会談が、ずいぶんと長い事行われていない。外相会談にしても、3年分だという。会わなくても仲が良い友人というのはいるけれど、この場合は違うよね。まるでこの3か国は戦争をしているかのようだ。

でも互いの経済的、あるいは文化的つながりは、まだ途絶えていない。さまざまな政治的配慮・影響から無縁とは言えないだろうけれど、それでも活発な方なのではないだろうか。何といっても、やはり隣国なのだ。そして互いに、関係を保つことで得られることが多い。対立するよりも共存共栄する利点を知っている。

でも、この3か国がギクシャクするのはなぜなのだろうか。やはり歴史、それも互いに1000年以上も関係がある歴史のうちの10数年が影を落としているのであろうか。

中・韓が日本に求めるのは、「過去への反省」だという。日本が、日中戦争や太平洋戦争を肯定しているとは思えない。私は直接経験はしていないが、それでも家族の歴史に、しっかりと刻みつけられている。だからこそ、戦争に対して嫌悪感がある。

今の日本に比べて、中国と韓国はどうなのか。戦争に対して、どう考えているのだろうか。

日本は、中国と韓国に何を求めているのだろうか。そこがイマイチ見えてこない。もし「赦し」を得ようとしているのなら、それは間違いである。それは国(政党・為政者)に対して求めるものではないだ。するのであれば、直接、被害者に謝罪しなくてはならない。

戦争の原因が日本にばかりあるとは思わない。そこまで卑屈ではない。しかし、日本に責任がないなんて思っていない。日本は間違えたのだ。そして多くの人々に、多くの傷を与えて敗戦した。もう二度と、おなじ過ちはくりかえてしてはならない。

日本は過ちを起こした経験がある。だからこそ、中・韓に言えることがあるのではないか。伝えなくてはならないことがあるのではないか。もっと謙虚な姿勢で。

赦しを請いに行くのではなく、謙虚な姿勢で、中国・韓国に訴えて欲しい。いつかの日本とおなじ事を、あなた方はしてはイケマセンよ。日本は、二度としないことを誓いますと。