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新聞日記

新聞から世界を考えてみる

断片的情報

私が、これまでの記事も、そしてこの記事も、書いている時点(2015年3月28日)で新聞から得られた情報に基づいて書いているので、後日、まったくの誤った考え方になるかもしれない。それは先に言っておきたい。わざわざ、このように断るのは、この事故で多くの方が犠牲になり、また原因解明の途中にある事柄だからだ。

フランス南東部で起きたジャーマンウィングスの旅客機墜落事故。その副操縦士が意図的に墜落させたのではないかと疑いをもたれている。

いろいろな情報が錯そうしているわけで、おそらくフランスやヨーロッパなどは、日本のワイドショーなど足元に及ばないくらいの情報が飛び交っていることだと思う。なかには真偽がつかないものもあるのではないか。

しかし、疑いをもたれている副操縦士。「病気を隠していた」という報道はされながらも、「病気の内容は明らかにされていない」という。

これが日本だったら、どうか。おそらくヨーロッパでも、その病名は明らかになってしまうことだろう。いや、もしかしたら、ネットなどでもう非公式に公開されているかもしれない。

しかし会社側も、捜査当局も明らかにしなかった。ここが私にはスゴイと思った。この時点で、病名を公表したらどうなるのか。それを考えてのことだと思う。すぐに世間一般に告知する必要性はない。きっとこれが、バスの運転手であれば状況は異なったであろう。

まだ因果関係がハッキリと分からない時点での、情報公開のさじ加減。おそらく航空会社などには、病名も含めての情報は内々に伝達されているに違いない。今日も飛行機は飛んでいるのだ。

病名を公表すればどうなるのか。逆に非公表にすることでの何が発生するのか。手元にある新聞の情報は、そうした判断の結果を記者の方々が集めた断片である。この断片から、私はどれほどの世界を知る事が出来るのであろうか。