新聞日記

新聞から世界を考えてみる

任意の強制

2015年10月だから、もうすぐなのだ。過去の記事でも取り扱ったけれど、これからますます、マイナンバー制度は注目されていく事だと思う。それにしたって、急にどうしたというのだろうか。もう2年も前に成立した法律なのに、あまり理解が浸透しているとは言えないのではないか。きっと「急にそんなこと言われても・・・」という声が聞こえてきそうである。一方、政府は「いえいえ、もう法律が制定されたから2年近くたっていますよ」って言いかねない。なんで知らないの?って言われてしまいそうだ。

だいたい今回の法律では、マイナンバーの取り扱いは、住民票と税と社会保障の連携が目的。行政はもちろん、国民にとって手続きが簡便になるメリットがある。ただそれだけのハナシなのだ。しかし、どうやらこれで終わりになりそうもない。

これがいずれ戸籍情報と関連づけられる。また金融機関などの民間企業の情報ベースともつながっていく。もしかしたら?いやたぶんそうなっていきそうだけれども、医療機関のデータ。つまり治療データも、マイナンバーから引き出せるようになる。あまりに多くのデータが、マイナンバーから検索が可能になる。人の行動が、すべて明らかになる。もちろん、調べれば!のハナシだけれども。なんだか閻魔さまが、現実の世界に出てきた感じがする。

そもそも金融機関の口座情報とマイナンバーの関連づけは、「任意」。しかし、今後半強制になっていく可能性を、新聞では指摘していた。口座開設時にマイナンバー登録されていなければ、口座開設を断ったり、ネットバンキングを使用できなくしたり・・・。こうして法律は一人歩きする。

 私たちは政府を信頼していいのだろうか。彼らだって人間なのだ。閻魔さまほど、すべてをお見通しではあるまい。信頼ばかりして、痛い目にあってから100年も経っていないのだ。

 

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