新聞日記

新聞から世界を考えてみる

地方の時代

統一地方選挙が公示されているが、本当に「地方の時代」なのだろうかと思ってしまう。41道府県議員選に3273人立候補。そのうち501人が、なんと無投票当選という。議員定数に占める割合は21.9%にも及ぶ。総定数も前回よりも46議席減らしても、それ以上に立候補者が184人も減少したと記事には書かれていた。

いったい、地方議会の存在意義はどこにあるのだろうか。というか、特筆するような機能がなくても、中央政府がシッカリしていればそれでいいということか?

その是非は別として、元気な地方議会と言えば、やはり沖縄になるだろうか。中央政府に反抗することが地方議会のするべきことではないが、地元住民の生活を優先していれば、中央政府と対立するのは自然なこと。いたずらに過熱化させる必要はなく、調整することも求められるけれど。

地方の選挙戦で、「アベノミクスの是非を問う」的な主張がされているが、これはなんだか筋違いなような気がする。それは国政選挙でしょ。もちろん政党政治なのだから、各政党の政策は重要だけれど、その地域での政策を訴えて欲しいと思う。

それから、「この地方から中央を変えていく」なんて主張も散見される。これって地元の人にとってメイワクなんじゃないのかな。今回の地方選挙では、地元に人にとって大切なのは、地元でしょ?そのための地方選挙なんだし。国の政治を変えるための選挙は、ちゃんとあったじゃないか。どの程度「変わったのか」は知らないけれど・・・

また各政党が相乗りの候補者が、今回も多くい。確実に当選するためには、やはり全国的な組織が応援してくれることは大きいのであろう。結局、地方政治は中央政治の出先機関でしかないのかもしれない。

結局、地元住民の関心は薄れて、無投票当選という事態になっている。ここからの地方創生には、まだまだ時間と労力がかかりそうだ。