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新聞日記

新聞から世界を考えてみる

戦後という節目

「戦後」といえば、日本では第二次世界大戦後を意味する。今後、日本が再び大きな戦争に参戦することさえなければ、これはずっと続いていく。今年は、戦後70年。10年毎、あるいは5年毎に、節目がやってくる。その先にあるのは100年という節目だ。

節目を大切にする文化が日本にはある。それも毎年のように。あるいは古風な家柄では、新月(朔)を節目にしているトコロもあるかもしれない。そうしたさまざまな節目に、何を感じ、そして想うのか。

先日、安倍首相がアメリカ議会で演説を行い、日米首脳会談を行った。先の大戦で敵対した国家が、その結束を改めて確認したことを印象付けた。その一方で、ロシアと中国が、反ファシズム軍国主義の戦争を旗印に協調路線をとっている。ムズカシイのはヨーロッパのEU。ウクライナ問題からロシアとの関係が悪化しつつありながら、経済発展の原動力となる中国との緊密な関係を模索する。また昨日の議会選挙で揺れたイギリスの動きも無視できない。このような動きは、節目の働きをしているのだろうか。

戦後から70年の節目の年。「おわび」とか「反省」の表明も重要なことかもしれないけれど、それで済む問題であろうか。あの戦争を引き起こしてしまった要素が、いまだに、現代の社会にもあるような気がしてならない。というか確実に存在している。

それらを点検して、あぶり出し、できることなら根絶し、あるいはコントロール(抑制)できる。そんな社会になって欲しいと願わずにはいられない。どうも悪い方向へ向かっている気がしてならないのだ。