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新聞日記

新聞から世界を考えてみる

創りだされる緊張

南シナ海の領有権問題が、いよいよ表面化してきた。

中国が実効支配していた島で、建物や港湾、埋め立てなどが一斉に始まったことが、引き金を引いた。関係当事国であるフィリピンやベトナムなどが非難したが、中国はお構いなし。そしてASEAN、アメリカや日本なども非難声明を出しているが、あまり効果がない状況。

なんだ、結局やった者勝ちか……となる。ベトナムやフィリピンも、それぞれに実効支配を強め始めた。具体的には、軍事施設や滑走路の新設や改修、そして埋め立てだ。

この南沙諸島に資源がある……かもしれないということで、対立してきた経緯は理解できるが、なんだか、もうそれだけではないのだろう。互いのプライドみたいなものがそこにはある。譲れないところまで来てしまったのではないか。

こうなってしまった場合、さてどのように決着するべきであろうか。このまま、互いに実効支配する島を、それぞれ領有というかたちにするのだろうか。メリットは、問題をひとまず先送りにできる事。しかし「やった者勝ち」という、ルールが出来上がってしまうことになる。

日本も尖閣諸島竹島問題などがあり、他人事ではない。