新聞日記

新聞から世界を考えてみる

対立している隙

アメリカのニューヨークにある国際連合本部で、核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が開かれている。その最終合意文書の策定にむけて紛糾中だ。

日本が提案した「世界の指導者に被爆地の訪問を促す」という提案が、一時は削除されたが、文面を変更することで再度、「案」に付け加えられた。日本にとって、このことが一番目立っていたようだが、実際は核保有国の核軍縮状況の報告義務(要請)の内容に、が明国、とくに核保有諸国が合意できるかどうかにかかっている。

ヨーロッパでも紛糾していることがある。バルト三国のひとつ、ラトビアの首都リガで、ウクライナをめぐる首脳会談が閉幕した。一番の成果は、まずは各国の首脳が集まったこと。「これから」に期待するしかない状況。

そしてアジアでは、南シナ海をめぐって中国とアメリカが直接交渉に至ったことだ。今回は外務交渉ではなく、軍事レベルでの接触になっている。否応なく、緊張は高まりつつある。

こうした国家同士の対立を背景に勢力を、いまだに温存し、そして拡大している勢力がある。「イスラム国」だ。こうして既成事実を、彼らは重ねていく。世界各国が、これまでに行ってきたことをマネしているところがあり、正面から取り組みにくいのであろうか。しかし、ダメなことはダメなのだ。と傲慢にも言える国が登場したら、頼もしいのだが、それも傲慢ゆえに、更なる悪に向かってしまうのではないか。

私も脳内も会議ばかりで、どうしようもない。